放射線部



 

___放射線部の業務紹介







▶単純X線撮影(レントゲン)



X線を目的の物質に照射し、透過したX線を検出器で記録し可視化することで
体内の様子を知る画像検査です。
当院では、外傷による骨折の診断や、加齢に伴う関節痛などの整形外科領域で使用されるとともに、肺炎や腹痛などの内科的領域にも用いられます。

 

 

〈症例〉

  • 骨折

    骨折

  • 肺炎

    肺炎

  • 腸閉塞

    腸閉塞

 

 

▶CT(16列マルチスライス)

 

筒状の輪の中に人体を通し、3次元的にデータを収集し画像化するものです。
こちらもX線を用いた検査ですが、一般撮影と比較して、得られる情報量は、格段に上がります。コンピューター処理により3D画像や多断面再構成画像を作成することが可能であり、あらゆる角度から体内を精査することが可能です。

 

〈症例〉

  • くも膜下出血

    くも膜下出血

    頭部領域の出血の検索においては、CTスキャンの得意とする分野であり、迅速な診断が可能です。

  • 肝臓がん

    肝臓がん

    造影剤を使用して撮影した画像です。肝臓の腫瘍が描出されています。

  • 肺がん

    肺がん

    当院のCTは、マルチスライスであり、小さな肺がんも描出することが可能です。

  • 骨格3D画像

    骨格3D画像

    骨格を3Dで描出することにより、3次元的に全体像を把握することが可能です。

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▶MRI

 

核磁気共鳴現象を利用して人体の内部情報を画像にします。
当院のMRIは、左右が解放されたオープン型のMRIです。閉所恐怖症の患者様にも安心して検査していただけます。
CTとMRIは、似て非なるものであり、MRIの特徴を下記の症例を交えてご紹介します。

 

 

〈症例〉

  • 脳梗塞

    脳梗塞
     

    CTでは、検出不可能な急性期の脳梗塞を描出することが可能です。

  • 脳動脈瘤

    脳動脈瘤
     

    MRIでは、造影剤を使用することなく、脳血管を描出することが可能です。

  • 圧迫骨折

    圧迫骨折
     

    一般撮影では、検出不可能な、骨折線のない骨折も、MRIでは、描出可能です。

  • ヘルニア

    ヘルニア
     

    CTでは、評価することが難しい、筋肉や腱、椎間板などの軟部領域の精査にも優れています。

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★ 閉所恐怖症の患者様へ(MRI検査について)





 
  • 当院のMRIはオープン型MRIであり閉塞型(筒形)のものと比べて圧迫感が少なく閉所恐怖症の患者様でも安心して検査を受けていただくことが可能です。
  • 他院で、やむなくMRI検査を断念された患者様でも当院のオープン型MRIで 検査ができる可能性があります。
  • 装置の見学なども受け付けておりますので 当院放射線科あてにお気軽にお電話ください。


 


 

▶X線透視装置


 

 

X線を使用して体内を透視し、その様子をモニターで観察しながら撮影する検査です。
体内の様子を動画でとらえることができます。
下記の検査で用いられます

 

〈症例〉

  • 胃


     

    バリウムを用いて、消化管の検査をします。
    ガンなどの悪性腫瘍を見つけることができます。

  • 大腸

    大腸

  • 脳血管アンギオ

    脳血管アンギオ
     

    血管を通じて、カテーテルを脳血管付近に設置し、造影剤を流し動画で記録します。

  • ミエログラフィー

    ミエログラフィー
     

    脊髄腔に造影剤を流し込み、脊髄の狭窄を判定する検査です。

 

__放射線部の方向・目指すもの




すべての患者様に対して「親切、優しく、丁寧に」をモットーにCTやMRI等の予約が必要な検査も迅速に実施し、的確な画像診断をめざしています。

_放射線部の特色



当部署では、CT、MRI、消化管造影検査(胃、大腸)、大腸ファイバー、一般撮影等の画像診断を中心に行っています。
各装置は、すべてデジタル化しています。
また、病診連携システムを通じ 開業医の先生からの依頼も多く、検査・診断したレポートを配信しています。